TikTokなどの短尺動画が消費ムーブメントを起こしていたり、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスが充実していたり、今や、動画が人を動かす時代。動画視聴は日常生活に欠かせないものとなりました。オーナーの皆さんは、動画を制作してホームページに埋め込み、集客や採用に繋げたいと考えたことはありますか？今回の記事では、ホームページに動画を埋め込むメリット・デメリットとその方法を解説します。

ホームページに動画を埋め込むメリット

たとえばオンラインショッピングで商品を検討する際、文字よりも画像で確認する方が分かりやすいですよね。最近では動画を掲載するECショップも増え、商品イメージがより伝わりやすくなりました。つまり、文字よりも画像、画像よりも動画の方がユーザーの興味を惹き、魅力が伝わります。これをホームページに置き換えると、動画を見ることでホームページを滞在する時間が増えて離脱率が減ることにより、SEO対策が期待出来ます。また、動画の魅力で集客効果も期待できます。

ホームページに動画を埋め込むデメリット

デメリットは、構成やカット割を意識しない動画を埋め込んだ場合に起こり得ます。ユーザーの興味を惹くような魅力が伝わる動画を制作するには、時間も費用もかかります。動画では「3秒ルール」が存在します。ワンカット3秒以上になるとユーザーが離脱するため、3秒以内で次のカットに切り替わります（ミュージックビデオ、映画、ドラマなど、数多くの作品で用いられているので、機会があればぜひ注目して見てください）

つまり、1分間の動画を制作するためには、3秒の動画が20点必要になります。さらに同じシーンでは変化が少ないため、異なるシーンがいくつも必要です。飽きられず、最後まで再生してもらえる動画を制作するのはとても大変だということがわかりますね。もし埋め込んだ動画が何も考えずに作られたものだったとしたら、ホームページの評価を下げてしまうことにもなりかねません。

しっかりと構成の練られたクオリティの高い動画を作りたい時は、プロの手を借りるのもひとつでしょう。弊社では『サロムビ』というサロン様向けの動画制作サービスを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください！

ホームページに動画を埋め込む方法

それでは、実際にホームページに動画を埋め込む方法をみていきましょう。その方法は2つ。

1.ホームページのサーバにアップした動画を埋め込む
2.YouTubeなど動画共有サービスにアップした動画を埋め込む

1.ホームページのサーバにアップした動画を埋め込む

メリット：
自社で管理しているサーバに動画をアップするため、YouTubeなど動画共有サービスの不具合や終了を気にすることなく、視聴環境を提供できます。

デメリット：
サイズの大きいファイルを再生する際、読み込みに時間がかかり、他の画像や文章の表示速度が遅くなります。また、ホームページに関する知識がなければ利用できません。

2.YouTubeなど、動画共有サービスにアップした動画を埋め込む

動画共有サービスの中でもおすすめとされているのが、YouTubeを利用する方法です。

YouTubeを利用するメリット

・アップするだけで、ホームページに動画を埋め込むための最適な形式になる
・ストリーミング※で再生されるのでホームページのサーバへの負担が少ない
・ホームページとYouTubeの両方への流入が期待できる

YouTubeの月間アクティブユーザーは全世界で20億人以上（2020年11月時点）、日本国内では6500万人以上（2020年9月時点）といわれています。YouTubeからの流入を期待できますし、反対にホームページからYouTubeチャンネルに流入し、登録者数の増加に繋がることもあります。

※ストリーミング：インターネットに接続した状態で、映像・音声データをダウンロードしながら、同時に再生をすることにより、ユーザーの待ち時間が大幅に短縮する再生方式。

YouTubeを利用するデメリット
・YouTubeに不具合が発生すると視聴できない
・万が一、サービスが終了すると動画が削除され視聴できない

今のところYouTubeのサービスが終了することは考えにくいので、メリットの方が上回ることが分かりますね。