ホームページ、インスタ、ホットペッパービューティーなど、世の中には様々な集客ツールがあります。これらはお客様との接点を増やしてくれるツールですが、ありすぎてわからないというお悩みをよく聞きます。
「使ってみたけど効果がなかった……」
「運用する手間はできるだけかけたくない……」
「どうやって作るのかがわからない……」
そんな疑問を解消するため、今回の記事では各集客ツールの特徴を整理。あなたのお店に合ったものを選びましょう。
集客ツールの種類は?
美容室・サロンでよく使用されているアナログなツールは主に以下です。
・チラシ、リーフレット
サロンの概要やメニューを載せるチラシやリーフレット。見込み客に手に取ってもらえるようなデザインやコピーを意識して作ることがポイントです。お客様がサロンを選ぶ際に「自宅から通える距離にある」というのは、とても重要な動機の1つになります。
チラシは配布する範囲によって枚数とコストが変化しますが、広く1回だけ配るよりは、近隣地域に「狭く回数を重ねて配る」のが効果的。美容室が乱立する都市部とは違い、地方や主要駅から数駅離れた住宅街にあるお店では、時にはポータルサイトよりも良い反応が得られることがあります。スタッフ自らポスティングに行くのであれば、戸建てを中心に投函するのがオススメ。配布するとなると、マンションなどの集合住宅の方が圧倒的に効率は良いですが、最近のマンションはポスト横にゴミ箱が配置されていますし、多くのポスティング業者がチラシ投函を行っていて埋もれてしまう(そしてそのままゴミ箱へ……)ことが往々にして起きています。 いかに興味を引き、1分1秒でも長く目にしてもらえるかどうか、その機会を増やすことが重要です。
・メンバーズカード
一度来店された方にお渡しするメンバーズカード。次回の予約日を書いたりポイントカード式にしたり、お客様に持ってもらえる一手間が必要です。 再来する動機づけになり、リピーターになっていただきやすくなります。
・友達紹介カード(スタッフ名刺)
お客様のご友人やご家族を紹介してもらう、友達紹介カード。確実に受け取っていただくには、
表面:スタイリスト(スタッフ)の名刺
裏面:友達紹介カード
にすると良いかもしれません。紹介してくださったお客様にも特典があると、使ってもらいやすいですね。
・DM、お誕生日カード
郵送でお送りするDMやお誕生日カードなども集客ツールのひとつです。来店が途絶えてしまったお客様やコンスタントに通ってくれているお客様にお送りすることで、サロンのことを思い出してもらうことができたり、ちょっとした特別感を提供することができます。手書きのメッセージをつけるとさらに印象がアップしますよ。
・ローカルフリーペーパーや新聞での広告
サロンのある地域で発行されている、地元のフリーペーパーも集客ツールとして利用することができます。発行部数や読者数によって効果は違いますが、地元密着型のサロンであれば掲載すると知ってもらえる可能性が上がるためオススメです。掲載位置や大きさによるコストの変化が大きいので、契約時にはきちんと確認をしましょう。地元新聞の広告も同様です。
続いてWEBにおける集客ツールを見ていきましょう。
・ホームページ
SNS時代とはいえ、自社サロンのホームページはやはり作っておくべきです。たとえばお客様が新しくオープンするサロンを見つけた後、サロンの雰囲気・スタッフ・サービスなどを確認するため、ホームページやGoogleの店舗検索を行うでしょう。お客様は、実際にお店に訪れた時のイメージが想像と違うことを嫌う傾向が強いので、不安要素を解消するためのベースをしっかりと整えましょう。サロンを選んでもらう最後の一押しに、お店のホームページが大きな影響を与えます。ホームページがあるとSEO対策もできますし、しっかりしたサロンだと信頼性が高まります。また、SNSでは伝えきれない雰囲気や魅力を存分に発揮できるのがホームページの強みです。外部のプラットフォームはいつかなくなる可能性もありますが、ホームページは資産になります。
・SNS
ホームページがあればSNSはやらなくてよいのかといえば、そういうわけでもありません。インスタグラムやTwitterは若年層での普及率が高く、その流れから最近はミドル層やシニア層での利用率も上がってきています。できればアカウントは作っておいた方が、より多くの見込み客と出会うことができるでしょう。SNSの良いところは、メッセージ機能(DM)が備わっていることです。定期的にヘアスタイル・アレンジ・新商品などの画像を投稿していくことで、視覚的にお客様からの関心を得て、そのままDMで予約のやりとりをすることが可能です。また、来店されたお客様に投稿をお願いしたり、スタッフ同士で撮影してその日の出来事やサロンワークなどを投稿するのもお客様にサロンの様子を伝えることができ、プロモーションとして有効です。
・メルマガや公式LINE
メルマガや公式LINEを使うこともオススメです。ご来店いただいたお客様に対し、新しいヘア商材の取り扱い開始やカットモデルの募集、期間限定メニューなどをお知らせすることで、来店を促すことが可能です。特にLINEは1日1回使用しているユーザーが8割を超えるそうです。クーポンなどを送って興味を持ってもらうのも良いですね。
・予約ポータルサイト
今や1人1台スマホを持っている「全人類スマホ時代」。スマホから予約できたり、お店のサービスや商材を知る状況が整っていることは、もはや必須と言えるでしょう。お店のターゲット層が若ければ若いほど、電話予約はしてくれません。もはや予約もネットが主流。ネットで完結できないことがわかった段階で、お店を利用したいという意欲がなくなるとなっても過言ではありません。もし自社の予約システムを持っていないのであれば、ポータルサイトの力を借りるのもひとつでしょう。新規顧客を獲得する際には特にオススメです。
新規のお客様に向けたアピールツールに向いているのは?
ここまで9つの集客ツールの特徴を見てきましたが、新規顧客を獲得するのに向いているのは以下と言えるでしょう。
・ホームページ
・チラシ
・予約ポータルサイト
・SNS
なぜかというと、これらは新規顧客の目に触れやすいためです。新規顧客の行動を予想して、欲しい時に欲しい情報が目に入るようにしておくことが特に重要です。これからサロンをオープンするという方も、すでにサロンは持っているけど新規顧客を増やしたいという方も参考にしていただければ幸いです。
集客ツール制作は『サロンプロモ』へ
『サロンプロモ』では、美容室をはじめとするサロン様のホームページ、チラシ、DM、名刺といった集客ツールをサロン様の魅力を存分に閉じ込めて制作いたします。興味のある方はぜひご検討くださいませ。お問い合わせのみでも大歓迎です!