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美容室・ヘッドスパサロンのおしゃれなホームページ制作|サロンプロモ

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使用済カラーチューブを寄付して車椅子に。美容室『Munica』に浸透する、サスティナブルと誰かの幸せを願う精神

July 25, 2022

2020年4月に東京・表参道にオープンした美容室『Munica(ムニカ)』。このたび、サロンプロモで、ホームページリニューアルをさせていただきました。『Munica』さんは、使用済みのヘアカラーチューブをリサイクルして社会貢献につなげる「カラーチューブリサイクルプロジェクト」に参加されています。ホームページにも「Sustainable(サスティナブル)」のメニューが。

昨今よく耳にする「Sustainable」とは、「sustain(持続する)」と「able(~できる)」からなる言葉で「持続可能な」という意味です。2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs=持続可能な開発目標」を、2016年~2030年までの15年間で達成しようと、現在世界中の国や企業がサスティナブルな取り組みに力を入れています。

美容室にも、人や地球環境、地域に配慮する「サスティナブルヘアサロン」が増えています。その中でも積極的に、環境と人への思いやりを大切にしている『Munica』さん。今回は、プロジェクトについてはもちろん、スタッフの意識や変化、今後のビジョンまでを、スタイリストの坂田裕美さんにお聞きしました。

 

カラーチューブリサイクルの取り組みにより、スタッフが環境問題に興味を持つキッカケに

表参道駅すぐ。青山通りに面したビルの6Fにある『Munica』

ーーまず、『Munica』さんが参加されている「カラーチューブリサイクルプロジェクト」がどういった取り組みなのか、具体的に教えてください。

「使い終わったカラー剤チューブの本体のアルミ部分を集めて、リサイクルを行う団体(『BBリサイクル』)に寄付しています。そして団体の方がそのアルミチューブを売って車椅子を購入し、社会福祉協議会や介護施設に寄付する、という流れです」

ーーなるほど。

「普通なら、チューブは燃えないゴミで捨てるんですよ。でも、美容室はカラー剤をかなり使うので、大量にアルミゴミが出るんですね。で、“これってリサイクルできないのかな?”と思って、自分たちでちょっと調べたんです。団体もいくつかあることがわかりました」

ーーリサイクルの話は、スタッフさんの中から自然に出てきたんですか?

「もともと私が環境問題に興味があって、最初は私が調べました。スタッフに話したら、みんな協力してくれるということだったので、協力してもらいました」

ーー坂田さんご自身が、環境問題に興味をお持ちだったんですね。

「時代の流れ的に、サスティナブルってどこの会社も当たり前にやってるじゃないですか。洋服もリサイクルしていたり。だから、美容室も地球に対して何かできるんじゃないかって、常に思っていたんです」

ーー取り組みを始めて、今どのくらいですか?

「2020年の4月のオープン以来ずっと取り組んでいます」

ーーそうなんですね。

「前に勤めていたお店では、ペットボトルキャップのリサイクルをしたことはあったんですが、その時はカラーチューブという発想がなくて。独立をキッカケに、余計にサスティナブルな取り組みができるんじゃないかと思うようになりました。そこでまず着眼したのが、“よく出るゴミってどうなんだろう”というところでした」

ーー坂田さんは、個人の日常生活レベルにおいて、たとえばゴミを減らそうとか、環境に優しいパッケージの商品を買ってみようという、エシカル消費の意識をされているんですか?

「そうですね。洗剤などは界面活性剤が入ってないもの、海に流しても問題ない成分でできているものを使っています」

ーースタッフの皆さんはどう捉えておられますか?

「カラーチューブの取り組みをやっていると、自然とスタッフにも環境に対する気持ちが芽生えてきたみたいで、これまでゴミの分別をしなかったスタッフがするようになったり、お店でタオルを洗う洗剤を石鹸成分のものにしていたら、スタッフが気に入って家で使ったり、かなり影響がありました。みんなが興味を持つキッカケにはなっていますね」

ーーすごい意識改革ですね。

「スタッフが自ら意見を出すと、またその考えを周りの人に伝えていくと思うので、良い効果になっているな~って思います」

 

どんなメーカーのチューブも対象。材料費の節約にもなる。

使用済のカラーチューブ

ーー『Munica』さんの場合、カラー剤のチューブは1ヶ月で大体どのぐらい出るものなんですか?

「月に最低でも100本以上は使っています。うちのお店は小さいですが、大きい店は多分もっと使ってるんですよ」

ーーすごい。

「リサイクル団体もいくつかあって、団体によっては送料が結構かかっちゃうんですよ。10kg以上なら送料がかからない団体があるので、10kg以上溜めてから送ろうとしてるんですけど、1年でやっと10kgになったぐらいです(笑)」

ーー今はバックヤードとかに溜めてらっしゃる状態なんですか。

「そうです! バックヤードに置いています。送料さえ負担すれば、全然いつでも送れるんですけど、毎回送料がかかるのもな、と。だからチューブが溜まる速度は、お店の規模によると思います」

ーー参加するのに、手間はかかりますか?

「全然かからないですよ! チューブを絞る機械で限界までカラー剤を絞ったあと、最後にまだ残っている薬剤を潰して出す『エコdeポン』というカラーチューブ用の機械を使います。手間を敢えて挙げるなら、その作業くらいですかね」

最後まできっちり使い切られている

ーー『エコdeポン』。

「はい、すごく便利なんです。スタッフが“最後まで絞り切る機械がありますよ”と教えてくれて。あとは分別するゴミ箱に入れるだけです。その絞り切る作業が面倒くさいという人もいるかもしれないですが、慣れるとあっという間ですし、しかもカラー剤を無駄なく使い切れるので、節約にもなるんです」

ーーああ~、確かに。

「たとえば、絞り切らないチューブと絞り切ったチューブを比べると、残量が5gぐらい違うんです。毎日5gずつ節約できたら、すぐチューブ1本分(大体80gが多い)くらいになります。材料費にも関わってくるので、嫌がるスタッフはいないですね」

ーーキャップを外して送る必要は?

「キャップのプラスチック部分をリサイクルできる団体もあるみたいですが、私たちが送っているところはチューブのみです。キャップはプラスチックゴミに入れて、普通の自治体でリサイクルに出しています」

 

人の幸せを願うことで、自分にも幸せとして返ってくるサロンにしていきたい

スタイリストの坂田さん

ーー『Munica』さんの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)で言うと、3番の『すべての人に健康と福祉を』と、12番の『つくる責任 つかう責任』に当てはまるなと思ったのですが、坂田さんはSDGsを意識されていましたか?

「ちゃんと調べたことはないんです。主旨があってればいいと思うので、完全にSDGsにピタッとはまらなくても、何かのためになっていればいいのかなという感じです」

ーー先ほど、スタッフさんの意識に良い変化があったとお話しいただきましたが、この取り組みをやっていて良かったなと思うことはありますか?

「スタッフの意識が変わったのが1番良かったです。カラーチューブが車椅子になっているのをこの目で見るわけじゃないので、そこは実感がないですが、お客さんに話をすると、“私が『Munica』でカラーすれば、そうやって繋がるんですね”と喜んでくださる方もいるので、ちょっと良い気持ちにはなりますよね」

ーー回り回って、社会貢献しているということですもんね。

「あとやっぱり良いことをしていると、気分も良くなるじゃないですか。“一日三善”じゃないけれど、良いことを1日1個でもやったら、その日が楽しくなるキッカケにもなると思うんです。だから、いちいちカラーチューブを絞って送るのが面倒くさいなと思っても、最終的には“今日はちゃんと分別して、良いことしたな”って気持ちになると思うんですよね。毎日そういう気持ちを持ち続けると、スタッフの精神衛生面が変わってくるんじゃないかなと」

ーーそれはすごくありますよね。サロンにとってもお客さんにとっても良いことですよね。

「本当に、良いことの方が多いと思いますね」

ーー他のサロンさんもやりたいと思ったら、すぐにでも始められる取り組みではありますよね?

「そうですね。うちにフリーランスのスタッフがいるんですけど、その子がもう1つ掛け持ちで勤めている美容室にも広めていて、そっちでも実践しているみたいですね。賛同する美容室が増えて、美容関係の雑誌やメディアで取り上げられて知名度が上がれば、美容業界も変わるかもしれないです」

ーーまだ、あまり知られてない取り組みなんですか?

「知られてないかもしれないですね。知らなければ、捨てればいいだけなので。調べる人ってよっぽどだと思うんです。私も“よく調べたね”と言われます。たまたま思いついただけなんですけど、普段からサスティナブルに興味がないと、多分調べないと思うんですよね」

ーーこの記事を読んで、“うちもやりたい”と興味を持ったサロンさんにアドバイスをするなら?

「送る時の注意は、ちゃんと絞りきって、なるべく残量がない状態で、水で洗わず、そのままビニールに入れて送ることです。濡れた状態だと、運ぶ時に染み出して、他の荷物に色がついて迷惑がかかるかもしれないので。気持ちの面では、スタッフの理解がないとできないので、“何故やるのか”を教えるのも大事かなと。闇雲に“リサイクルだから”って一言で始めちゃうと、“何でそんなことをやらなくちゃいけないんだ”って感じるスタッフがいると思うんですよ。それは当たり前ですよね。だって直接自分に関係ないし、それでお給料が上がるわけじゃない。でも単純に、“このチューブは買い取られて車椅子になって、結果的に人のためになるんだよ”と、ちゃんと説明をして、みんなが“やろう”という気持ちになったら楽しいんじゃないかな。強制されるとキツいと思うんですよね。だから、ちゃんとそういう意識に持っていってあげるのも大事だと思います」

ーー『Munica』さんは、スタッフさん同士の風通しが良いというか、意見を言えるし相談もできる風土があるんですね。

「そうですね。うちはスタッフが少ないので、みんな均等に喋る機会があるというか。大人数で意見を交わすわけじゃないので、言いやすい環境かもしれないですね。全員が思ってくれてるか分からないですけど、今のところはみんなで協力してやっています」

ーー素晴らしいと思います。

「ありがとうございます」

仲の良いスタッフさん

ーーサスティナブルを含め、今後『Munica』さんが目指すビジョンは?

「すごく大きい目標があるわけではないんですけど、『Munica』が今1番大事にしてることは、“人を幸せにしたい”という気持ちです」

ーー人を幸せにしたい。

「“髪型や美容を通して誰かを幸せにしたい”という想いを根本で大事にしています。みんな一緒に生きてるから、地球や全部を大事にしていこう。直接関わらなくても、誰かがどこかで幸せになってくれたら、私たちも幸せだなって。人の幸せを願って、それが自分にも幸せとして返ってくるようなサロンにしていきたいので、これからもサスティナブルやヘアドネーションをはじめ、いろんな取り組みをやっていきたいです。気持ちの面になっちゃうけど、そうやって、いろんな人を幸せにしていけたら嬉しいですね」

Munica 表参道
住所:東京都港区南青山3-18-19 東亜バッヂビル 6F
TEL:03-6434-5992
営業時間:月水金 11:00~19:00/木 12:00~21:00/土日祝 10:00~19:00
定休日:毎週火曜日、第1・第3月曜日(祝日の場合は営業する事があります)
HP:https://munica.jp

In クリエイティブ Tags SDGs, リサイクル, Munica
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