毎年新卒の採用活動の時期になると、就職ガイダンスやサロン見学、説明会を行うサロンさんも多いでしょう。新型コロナウイルスの影響で、合同説明会やサロン見学ができなくなり、採用活動のオンライン化がグッと加速しました。その中で採用コンテンツとして注目を集めるのが動画です。今回は、もはや採用活動に必須の採用動画(リクルート動画)について、メリットとどんな種類があるのかをみていきましょう。
動画を採用活動に使うメリット
美容室の雰囲気や空気感を、短時間で伝えることができる
応募者が直接サロンに来ることができない場合、動画を使うことでテキストや写真だけでは伝わりきらないサロンの空気感を容易に伝えることができます。
一緒に働くイメージを持ってもらいやすい
オーナーやスタイリスト、スタッフのインタビュー、サロンワークの様子を動画にすると、応募者に「自分が実際に働くとこんな感じかな」というイメージを持ってもらいやすくなります。働く姿や話し方を目にすることで、ミスマッチも起こりにくくなるでしょう。
動画の種類
YouTube
今やサロンだけでなく、美容師さん個人がYouTubeチャンネルを持ち、カット技術やヘアアレンジ方法、おすすめのアイテムや美容情報を発信する時代。最近の10代~30代前半の若者は、TVよりもYouTubeの視聴時間の方が長いという調査結果(クロス・マーケティング「YouTubeの利用実態に関する調査」より)も出ています。つまり、動画というツールは美容学生にとっては日常的に見ることが当たり前なのです。YouTubeでサロン名を検索する学生も多いそう。検索した時に自社の動画を見てもらえるかどうかだけでも、その後の学生の気持ちやエントリーに向かうアクションを左右すると考えられます。
美容師さんにとってはお馴染みのインスタグラム。発信ツールとしてだけではなく、情報収集源として利用する方も多いでしょう。当然、美容学生もチェックしていると考えるべき。もはや100%の美容学生がインスタグラムを使っていると思ってもよいでしょう。
採用活動に使う場合、サロン公式アカウントのプロフィールで「新卒採用募集のお知らせ」を掲載し、応募フォームへのリンクを貼るサロンもあります。ストーリーやリールでこまめにサロンワークの様子をアップしたり、スタッフの想いや技術をポストして投稿を増やしておくことで、学生にアピールできるでしょう。
採用広報動画
サロンの雰囲気や周辺環境、先輩スタイリストインタビュー、実際のサロンワーク、スタッフ同士の歓談の様子を盛り込むことで、サロンの魅力をまるっと伝えることができます。その動画を自社ホームページに掲載しておくと、ホームページのデザインやコンセプトと合わせて、より深くサロンを知ってもらえます。もちろん動画はYouTubeにアップすることもできますので、自社HPとYouTubeチャンネル、双方からのアプローチが可能になります。
いかがでしたか?美容学生にしっかりサロンの魅力を伝え、優良な学生に応募してもらうためには、今の学生の情報源は何かを予想して、そこに届く発信を行わなければなりません。採用動画に限らず、美容室と動画はとても相性が良いので、30秒ほどの短い動画から始めてみてはいかがでしょうか。サロンプロモでも動画制作をお手伝いしていますので、お気軽にご相談くださいませ!